首の痛み・・・現代人が悩まされている痛み

著者:日本橋クリニック スタッフ
医学監修:岡田善史 院長
最終更新日:2026年6月30日
はじめに
現代の多くの人が悩まされている首の痛み。デスクワークやスマホの普及、ストレス社会によって今後その数は増加すると考えられます。
人間の頭は通常正しい姿勢で約5~6kg程の負荷が首にかかり、ボーリングの玉とほぼ同じ重さの負荷がかかっています。デスクワークやスマホ操作などで頭が前に傾くと首にかかる負担はさらに増えます。30°傾くと15~18kgに、45°だと20~24kgの負担がかかると言われています。
首の痛みは、首だけの問題にとどまりません。肩こり、僧帽筋の痛み、頭痛、腕のしびれなどにつながることもあります。
この記事では、首の痛みを起こす主な原因、注意すべき症状、日本橋クリニックで行っている治療について解説します。
首の痛みを来す主な原因
首の痛みには、筋肉のこりや姿勢の問題から、神経や骨の病気までさまざまな原因があります。主な原因として、以下が考えられます。
デスクワークやスマホ操作による筋肉の過緊張
姿勢不良による首・肩への負担
ストレスや不眠による自律神経の乱れ
寝違え
外傷・むち打ち
変形性頚椎症など
頚椎椎間板ヘルニア
髄膜炎
クラウンデンス症候群
放置すると危険な首の痛み
手や足の力が入りにくい
ふらつく、めまいがする、激しい頭痛
発熱を伴う
胸の痛みや息苦しさがある
※上記症状がある場合、心疾患や感染症、高度の神経圧迫による麻痺症状が考えられるため放置せず、すぐに専門病院を受診してください。
一般的な治療方法
首の痛みに対しては、原因や症状に応じて治療を行います。
一般的には、以下のような治療が行われます。
痛み止めや湿布などの薬物療法
リハビリテーション
姿勢や生活習慣の改善
トリガーポイント注射
神経ブロック注射
鍼灸治療
手術治療
筋肉の緊張や姿勢不良が中心の場合は、生活習慣の改善やリハビリ、鍼灸治療などが有効なことがあります。一方で、神経症状が強い場合や、脊髄への圧迫が進行している場合には、手術が検討されることもあります。
首の痛みが長引く理由
首の痛みは、一時的に改善しても再発しやすい症状です。
その理由は、痛みの原因が日常生活の中にあることが多いからです。長時間のデスクワーク、スマホを見る姿勢、睡眠不足、ストレス、運動不足などが続くと、首や肩の筋肉は常に緊張しやすくなります。
そのため、痛みを抑えるだけでなく、首に負担をかけている生活習慣を見直すことが重要です。
当クリニックでの治療
日本橋クリニックでは、首の痛みに対して、症状や原因に応じた治療を提案しています。
特に、慢性的な首の痛みや、標準的な治療で十分な改善が得られなかった方に対しては、鍼灸治療や再生医療を選択肢として検討します。
鍼灸治療
首の痛みでは、首や肩まわりの筋肉が過度に緊張していることがあります。筋肉の緊張が続くと血流が悪くなり、痛みや重だるさが慢性化しやすくなります。
鍼灸治療では、硬くなった筋肉にアプローチし、筋緊張の緩和や血流の改善を目指します。また、痛みに関わる神経系に作用し、下行性疼痛抑制系の働きや、内因性モルヒネ様物質の放出に関与すると考えられています。
慢性的な首こり、肩こり、頭痛を伴う首の痛みでは、鍼灸治療が症状の軽減に役立つことがあります。
再生医療
頚椎症性神経根症や頚椎症性脊髄症などにより、慢性的な痛みや神経症状が続いている場合、再生医療を検討することがあります。
当クリニックでは、慢性疼痛に対して以下の再生医療を提供しています。
自己脂肪組織由来間葉系間質細胞点滴
自己脂肪組織由来間葉系間質細胞点滴は、標準的な治療を行っても改善が乏しい慢性的な痛みに対して検討される治療です。
「薬やリハビリを続けているが痛みが残る」
「手術までは希望していない」
「慢性的な痛みにより日常生活が制限されている」
このような方に対して、症状や検査結果を確認したうえで適応を判断します。慢性疼痛は、生活の質を大きく下げることがあります。痛みを我慢し続けるのではなく、早い段階で原因を確認し、治療方針を考えることが重要です。
治療の流れ
自己脂肪組織由来間葉系間質細胞点滴は、脂肪組織の採取後、細胞培養を行い、培養が完了してから投与します。細胞投与は、組織採取から45日後以降が目安となります。
カウンセリング・診察
現在の症状、これまでの治療歴、検査結果などを確認します。血液検査
感染症などの有無を確認します。感染症がある場合、細胞培養ができないことがあります。脂肪組織の採取
治療可能と判断された場合、腹部から脂肪組織を採取します。培養施設での細胞培養
採取した脂肪組織を培養施設へ輸送し、細胞培養を行います。細胞の投与
培養が完了した細胞をクリニックへ配送し、患者さまへ投与します。
※細胞投与について
細胞は投与日を設定したうえで、その日に向けて培養します。そのため、組織採取の際に投与日を決めさせていただきます。予定日がずれると培養した細胞を投与できなくなってしまうため、できるだけ他の予定が入らない日をお選びください。
費用について
本治療は自由診療(保険適用外)です。料金体系の詳細はお問い合わせいただくか、「点滴・再生医療」ページをご覧ください。
想定される副作用・リスク
注射部位の腫れ・痛み、ごくまれに発熱などが報告されています。事前のカウンセリングで丁寧にご説明いたします。
まずはお気軽にご相談ください最後に・・・
首の痛みは現代人にとっての悩みとなっています。
神経症状が出てしまうと慢性的な痛みや、病状が進行すると麻痺などの症状も来します。早期から再生医療や鍼灸治療での介入により治療することが重要と考えられます。
首の痛みで悩んでいる方で標準治療では改善が乏しかった方はぜひ一度日本橋クリニックにお問い合わせください。
医学監修:岡田善史 医師
日本橋クリニック 院長
再生医療・点滴療法を中心に、患者さま一人ひとりの状態に合わせた治療を提案しています。効果だけでなく、適応やリスクも丁寧に説明し、安心して相談できる医療を大切にしています。
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